Rethink your definition of valves…

ブルワリーでろ過用珪藻土を制御する空圧式ピンチバルブ

ブルワリーのろ過工程で珪藻土の制御に使用されているのは、AKO Armaturenのフランジ型VMCシリーズピンチバルブです。呼び径DN 80およびDN 100のバルブを使い、サイロの排出口から実際のろ過装置まで、珪藻土の流れを制御しています。

珪藻土 (藻土、珪藻、ラヂオライト、セライトなどとも呼ばれる) は、ビールの醸造のろ過工程で酵母と混濁物質を取り除くために使用されます。

この際の深層ろ過では、珪藻土と水を混ぜたものをセルロースのろ布に浮かせることで、濾滓、いわゆるケークの層が発生します。そしてろ過中にケークがろ過物質と完全に固着するのを防ぐため、定期的に珪藻土を補充して新たなろ過層を作り、ビールの流れを遮らないようにします。

AKO空圧式ピンチバルブの役割は、珪藻土の搬送から始まっています。まず、サイロ車から真空管に吸引された珪藻土は、巨大な固定式サイロに送られます。そしてここからは、フランジ型AKO空圧式ピンチバルブが個々のろ過装置へと、珪藻土をスムーズに分配していきます。バルブ内に組み込まれた食品グレードのスリーブには、それぞれに異なる要件が課せられ、1日の開閉サイクルが約15回のものもあれば、一週間でおよそ20回程度しか開閉しないものもあります。

ビール醸造所の皆さまへ
ビールづくりにぴったりの空圧式ピンチバルブをご用意しています

生き物である酵母が関わるブルワリーでは、常に設備が稼働しています。だからこそ、AKO Armaturenピンチバルブという、信頼性と耐久性に優れたコンポーネントを醸造所に取り入れることが重要だったのです。AKOの空圧式ピンチバルブは、たった3つのコンポーネントで構成されているシンプル設計であるため、メンテナンスの手間がかからず、定置での洗浄と滅菌を行えるようにしたいという現場の要望に応えることができました。

圧縮空気の供給が停止した場合でもバルブの密閉が維持できるよう、設備にそのための安全回路を組み込み、圧縮空気トラブルの発生時でもピンチバルブの口が開かないようにしています。この現場では安全回路を空圧式ピンチバルブに直接取り付けるのではなく、中央で一括管理できるようにしました。

設備管理者様からは、AKO Armaturen空圧式ピンチバルブを導入して本当に良かったとのお言葉をいただいています。バルブは開閉動作の早さと流れを妨げないスムーズな搬送が強みです。また、空圧式ピンチバルブを使用したことで (これまで取り付けていた、バタフライバルブやゲートバルブなどのタイプのバルブと比べて) バルブ内の詰まりが発生するリスクを最小化することにも成功しています。

ブルワリーでろ過工程に使用されている、VMC80.02X.50T.50 と VMC100.02X.50T.50 空圧式ピンチバルブ

要件:

  • 信頼性が高く、かつ長寿命で、詰まりにくいバルブ製品。
  • 定置洗浄が可能であること。
  • 圧縮空気供給トラブルに対する安全策があること。

結果:

  • 食品グレードの天然ゴム製内部スリーブと、ステンレス製ハウジングおよび接続部により、メンテナンスフリーと長寿命を実現。設備管理者によると、詰まりによる停止は大幅に減少したとのこと。
  • AKO空圧式ピンチバルブは一般的なSIPCIP(さらに一部RIP) に適合。
  • 設備内に安全回路を組み込み済み。回路はバルブに直接設置するのではなく、中央で一括管理。

媒体:
珪藻土
(ビールのろ過助剤)

加工温度:
周囲温度

開閉サイクル:
バルブにより異なる:
15回/日~20回/週
設備は年中無休で稼働

作動圧力:
真空 (500 mbar)

取付向き:
横、縦

バルブ構成:
呼び径:DN 80、DN 100
シリーズ:VMC
ケース:ステンレス鋼 1.4408
接続部:フランジタイプ、ステンレス鋼 1.4404 /AISI 316L
スリーブ:天然ゴム (食品産業用、無色)

追加オプション:
AKOVAC 真空装置
安全回路

バルブ名称:
VMC80.02X.50F.50
VMC100.02X.50F.50