Rethink your definition of valves…

鉄道および列車

世界のどこでも、鉄道と列車は最も利用頻度の高い交通手段と言えます。公共交通機関、長距離旅客輸送、貨物輸送のいずれにしても、鉄道は交通インフラの重要な一部になっています。あらゆる場所で多様な用途を担う信頼性の高いバルブは、それぞれの目的を円滑に果たすうえで極めて重要な役割を持っています。

AKOのピンチバルブは鉄道輸送のあらゆる個所で活躍

鉄道事業におけるバルブの使われ方は、実にさまざまです。ばら積み貨物を貨車に移送する際の分量を調節したり、多種多様な運行のための資材 (水、砂など) を移送/遮断したり、あるいは荷下ろしの補助に使用されることもあります。 

鉄道の重要性は、着実に増加を続ける利用者数が証明しています。乗客に鉄道利用での希望や要望を訊ねると、多くの場合は安全に、時刻表どおりに目的地まで運んでほしいという回答が返ってきます。しかし利用者に好印象を持ってもらうには、「快適さ」も重要な課題です。

車内のトイレは真っ先に思い浮かぶものではなく、利用者にとって普通に使用できるトイレが特別なものであるという認識はありません。しかしいったん故障が生じると、この目立たず狭いスペースが一気に注目を集めてしまいます。車内トイレのための確実なソリューション、すなわちバルブが制御して流す排水や汚水にまつわるソリューションは、鉄道において重要な課題なのです。

真空トイレからトラクション制御まで – 列車の随所に利用される空圧式ピンチバルブ

数十年間にわたり、列車内トイレの排泄物は、走行中に汚水管からそのまま線路に排出される、いわゆる開放式トイレでした。環境意識の高まりと列車の高速化に伴って、このような処理が技術的に不可能になると、現在の車内トイレのように汚水を車内に溜めておく閉鎖式のトイレが採用されるようになりました。
現在、トイレの排水は負圧を利用した吸引式で処理されています。そしてAKO Armaturenの空圧式ピンチバルブは、そのような吸引経路の開閉制御を担っています。

もう一つ、鉄道車両ならではのピンチバルブの用途として、いわゆる砂撒き装置の砂の充填があります。この砂は車両の制動力を最適化したり、レールが濡れている場合は砂による摩擦で滑走を防いだりする目的で使用されます。その仕組みは、予めピンチバルブで適正な充填量に管理された装置内の砂が、圧縮空気や排出管を使って車輪の前方からレールに撒かれるというものです。これにより車輪とレール間の摩擦が大きくなり、制動距離が抑えられたり牽引力が向上します。